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事例1 砂防堰堤に取り付けられた部分魚道の事例 
事例2 護床工ブロックに魚道機能を付加した全断面魚道の事例
事例3 擬岩を形取った隔壁ブロックを用いた魚道の事例 
事例4 護床ブロック表面に擬石を施し魚道機能を付加した全断面魚道の事例
事例5 多様な魚種に配慮した舟通し魚道の事例
事例6 遊泳力の弱い魚類等に配慮した粗石付魚道の事例
事例7 水際域を利用する生物に配慮した木杭柵・河床材併用型魚道の事例
事例8 本川と支川の合流部の落差工(河床低下)に設置された魚道の事例
事例9 水際に配慮した魚道の事例
事例10 魚類の生息環境に配慮した護岸の事例
事例11 扇型+直線水路魚道を併設した事例
事例12 ハイダムの折返し魚道の事例
事例13 下流側への突出魚道の事例
事例14 農業用取水堰に取付けられた全断面魚道の事例
事例15 河床低下の懸念がある現場で多様な魚種に配慮した事例
事例16 取水口付近に設置した魚道工の事例
事例17 澪筋や水際植生を考慮して設置された事例
事例18 上下流の水際域に配慮して設置された事例
事例19 砂防堰堤の水通し部を避けて設置した事例
事例20 多様な魚種に配慮した事例
事例21 流量変動を考慮した床固工魚道の事例
事例22 暗渠による生物の移動経路に配慮した事例
事例23 多様な魚種に配慮した事例
事例24 魚道内に隠れ場として魚巣ブロックを設置した事例
 


事例24:魚道内に隠れ場として魚巣ブロックを設置した事例
使用ブロック「隔壁ブロック・粗石付斜路」

 砂防堰堤の長い魚道施設には、遡上せずに取り残されている魚を確認しています。これらの魚たちを外敵(鳥・哺乳類等)から身を守るための魚巣ブロックを魚道内に設置しました。

 

砂防堰堤魚道の折返しプールに設置された魚巣ブロック

※ 右写真クリックで渓流魚が冬期利用している状況が動画で見れます。



事例23:多様な魚種に配慮した事例
使用ブロック「隔壁ブロック・粗石付斜路」

多様な魚種に配慮するため、異なる2タイプの魚道ブロックを設置した事例です。粗石付斜路型魚道では底生魚や遊泳力の弱い魚種、もう1つのアイスハーバー型魚道では遊泳力のある魚種を対象としています。この魚道施設では、毎年多くのアユの遡上が確認されています(平成16年稚アユの推定遡上量2300万尾程度以上)。現場視察時には、プール内で自由に泳ぎまわるヨシノボリ類やコンクリート表面に付着する藻類を食(は)むオイカワ、遡上するウグイ等を確認できました。

施設関連
 産学連携による魚道施設を活用した教育実践, 土木学会論文集H(教育)  Vol.2,103-107
 神奈川内水面試験場HP 
 http://www.agri-kanagawa.jp/naisui/n_news.asp





事例22:
暗渠による生物の移動経路に配慮した事例
使用ブロック「立山・白山」

施工約6年が経過した大暗渠砂防堰堤で、5つの門によって火山の噴火に伴う火砕流・泥流を抑制する施設です。この堰堤の表面には、現地の石材を貼り付けた当社の亀甲型ブロックが用いられています。経年変化により、周囲の景観に溶け込んでいます。また、大暗渠によって、魚類だけでなく、哺乳類の移動も確認されました。 当社は2009年度土木学会デザイン賞における奨励賞を受賞(製造担当として)しました。





事例21:
流量変動を考慮した床固工魚道の事例
使用ブロック「ステップール」

アユ・ヤマメ等の遊泳魚に配慮して、設置されたプールタイプ(ステップール)の魚道です。既設の魚道は、出入り口共に土砂の堆積により魚道内に全く水が流れない状態でした。また、護床工下流部は、不陸や落差が生じて魚類が移動困難な状況となっていました。
そこで、この現場では、現地の水位変動・流況を考慮して、魚道の幅を決定し、落差工下流部には水褥池が設けられ、治水・環境の両面に配慮した構造となっています。また、流水の連続性を確保するだけでなく、水生生物にとって重要な水際の植生カバーも連続して創出されています(左岸寄り)。




クリックで動画(遡上等)が見られます
事例20:
多様な魚種に配慮した事例
使用ブロック「リップラップ+ステップール」

サケ・アユ・ウグイ等の魚類や水生生物に配慮して、プールタイプのステップールとストリームタイプのリップラップを並列させた魚道です。現地には、地元小学生が “サケの遡上してくる川” に戻って欲しい思いを詠んだ俳句の看板がありました。魚道の帯コンクリート沿いを移動するサワガニ?も確認しました。



事例19:
砂防堰堤の水通し部を避けて設置した事例
使用ブロック「遊泳」

転石や流木による魚道施設の破損を軽減・回避するために、堰堤側壁護岸の背面に設置した事例です。設置して3年程経過し、水叩き部に設置された鋼製スリットには、流木が山のようにトラップされていましたが、魚道施設(ブロック)の破損は確認されませんでした。魚道内には安定した流況が創出されていました。



事例18:
上下流の水際域に配慮して設置された事例
使用ブロック「瑞流」

魚道設置にあたっては、水際植生や砂州・澪筋等を考慮し、魚道の越流部、非越流部の幅を設定しました。上流域の土砂が魚道内に堆積して、上流域のステップ&プールの河床構造・流況形成になりつつあります。



事例17:
澪筋や水際植生を考慮して設置された事例
使用ブロック「ステップール」

魚道設置にあたっては、水際植生や砂州・澪筋等を考慮しました。落差工の下流護床工には小さな落差が生じていたため、簡易的に捨石でのスロープにより、移動経路を確保しています。また、水位変動に対応して魚道機能が発揮されるよう魚道ブロックをX字状に配列しています(右岸側壁沿いに流速の遅いエリアが形成されています)。
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事例16:
取水口付近に設置した魚道工の事例

使用ブロック「すずかけ」

河川から効率よく取水する場合、完全に流水を堰き止める構造物をよく見かけます。本現場では、水生生物の河川上下流への移動阻害を軽減し、魚類の移動に配慮した構造にしています。この様な構造物・考えが、既に昭和30年頃の書籍に命名された形で紹介されています。

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事例15:河床低下の懸念がある現場で多様な魚種に配慮した事例
使用ブロック「リップラップ」・「リーフロック 」:可とう性構造

施工2年半が経過して、底生魚や遊泳魚等の生息が確認されています。また、ブロック表面を移動している甲虫類・クモ類も確認されました。
更に、護岸ブロック目地からは、植物が生え始めて周囲と調和しはじめています。(改修直後の流況写真はこちらから

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事例14:農業用取水堰に取付けられた全断面魚道の事例
使用ブロック「瑞流」・「リーフロック 」

※上の写真をクリックしすると、動画が見られるリンクがあります(614KB wmv方式)



事例13:下流側への突出魚道の事例
使用ブロック「瑞流」
下流に突出した魚道構造ですが、入り口部(下流側)は澪筋に設置され、魚類が迷入しないように配慮した配置となっています。この現場では、遡上しやすい魚道内の流況となっているほか、水際部の植生帯(カバー効果:陰影)も連続・発達しはじめています。この植生カバーにより、魚類以外の水生生物(甲殻類や水生昆虫、哺乳類?)が水際を移動できる施設になりつつあります。


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事例12:
ハイダムの折返し魚道の事例
使用ブロック「右斜視図(特注品)」
水路と隔壁と粗柱のブロックを組み立てた製品です。流量変動に対応するために隔壁頂部の高さを変えたり、左右の粗柱形状を変えたりすることで、色々な流れを魚道内に創出しています。魚類は、その色々な流れを選択しながらのぼっているようです。
※参考文献
柏井条介他:アイスハーバー型魚道の水理及び遡上実験、第51回建設省技術研究会報告、1997
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事例11:扇型+直線水路魚道を併設した事例
使用ブロック「ステップール」
直線水路と扇状の魚道を併設して魚類の迷入しないような工夫、流量変動や多様な魚種が上れるような工夫、魚たちが鳥類の餌食にならないような工夫等、様々な工夫が施されています。

ステップール動画
※左の魚道の流況を見たい方は、写真をクリックして下さい
(動画ファイル:974KB wmv形式)

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事例10:魚類の生息環境に配慮した護岸の事例
護岸背面の湧水等に配慮して水衝部に設置された空積み護岸設置前と設置後。
蛇行した河道線形に合わせ、淵(魚類の冬期越冬場として)を残して改修されました。

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事例9:水際に配慮した魚道の事例
使用ブロック「銀鱗・リーフロック」
農業水路の落差工に設置された階段式魚道です(下写真1枚)。


一見、何の変哲も無い構造のように見えますが、落差工下流で立ち止まってしまう魚や、水際部を移動する魚類のために、魚巣ブロックを設置して鳥類に食べられないように配慮しています(下写真2枚)。

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参考文献:森誠一:環境保全額の理論と実践U、叶M山社サイテック、2002

事例8:本川と支川の合流部の落差工(河床低下)に設置された魚道の事例
使用ブロック「隔壁ブロック(植石スロープ型)、U型水路

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事例7:水際域を利用する生物に配慮した木杭柵・河床材併用型魚道の事例
使用ブロック「棲流

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事例6:遊泳力の弱い魚類等に配慮した粗石付魚道の事例
使用ブロック「せき流

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事例5:多様な魚種に配慮した舟通し魚道の事例
使用ブロック「ROKU

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事例4:護床ブロック表面に擬石を施し魚道機能を付加した全断面魚道の事例
使用ブロック「リップラップ」
・リップラップは、護床ブロック表面に自然石を形取った擬石(粗度)を施した形状で、その隙間を通過する流水によって多様な流況を創る事が出来ます。緩傾斜落差工以外に、根固め工や水制工等にも対応することが可能です。
・ブロック表面の粗度が適度にあることから、出水による土砂・種子等の堆積・侵食を繰り返すことで、沖積平野を流れる河川景観、例えば、礫河原や砂丘を創出することが可能です。
・X字横断面状にブロックを施工することで、多様な水深・流速場が創出されると共に、水位変動のある現場でも魚類の移動経路を確保することが出来ます。これらのことをフィールド調査や論文等で確認しており、ある程度、その流れを予測することが可能となっています。
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※参考文献
成田一郎他:水海道床止工(鬼怒川)魚道の改造と新設魚道、全国魚道実践研究会議2006in岐阜、2006
神野忠広他:急勾配傾斜式魚道の現地遡上実験報告、河川技術論文集、VOL.10、2004



事例3:擬岩を形取った隔壁ブロックを用いた魚道の事例 
使用ブロック「ステップール」
・魚道機能と景観機能を考慮して、周囲の河床材料と同程度の擬岩(φ=40cm程度)を形取ったブロック形状です。
・ステップールは、浮石と浮石の相羽を流れる渓流域の流況を創出し、多様な越流水深を創出して遊泳力の異なる魚種にも対応することが可能です。
・隔壁ブロック設置高を変えることで、アイスハーバー特有の非越流構造(静穏域)や全越流の切欠構造にもなり、流量変動への対応やセイシュ発生の抑制を期待できます。
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もう少し詳しく知りたい(ステップール:リーフレット) ⇒  (54KB)

事例2:護床工ブロックに魚道機能を付加した全断面魚道の事例 
使用ブロック「瑞流
・魚道機能を付加した護床工ブロックを用い、緩傾斜落差工本体を構築した事例です。
・パーツ化した越流部用ブロックと非越流部用ブロックによってアイスハーバー魚道の機能を発揮する構造です。
・越流用ブロックの設置高を変えることで、流量変動や、遊泳力の異なる魚種に対応することが可能です。 また、非越流部両側の導流壁は、安定した静穏域を創出します。(右下写真)

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事例1:砂防堰堤に取り付けられた部分魚道の事例 
使用ブロック「遊永

・既設砂防堰堤の袖部を開口して、転石等による破損を極力回避した魚道設置事例です。
・パーツ化した水路ブロックと隔壁ブロックによって、水路式魚道を構築します。
・隔壁ブロックの左右越流部の高さを変えることで、流量変動に対応や、遊泳力の異なる魚種への対応を行っています。(右下写真)

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