RRRパネル工法

RRR工法（Reinforced Railroad/Road with Rigid Facing Construction System）は、㈶鉄道総合技術研究所によって開発された工法です。
RRR工法は曲げ剛性を有する一体の壁面と補強材を用いた補強土工法であり、補強盛土工法（RRR-B）と既設盛土法面急勾配化工法（RRR-C）の2工法から構成されています。
補強盛土工法については、平成6年3月（平成11年3月更新）に㈶国土開発技術研究センターより『一般土木工法・技術審査証明』（技審証0505号）を取得しています。

特長

狭い場所での施工が可能です。
工期短縮と省力・省人化が図れます。
型枠の組立・解体作業が不要となります。
2m²/枚の大型パネルであり施工作業が効率的です。
工場製品であるために均一な品質です。
景観に合わせたパネル表面意匠（擬石・カラ－・洗出し・石張等）が可能です。
擬石模様にデザインを合わせた化粧型枠を用いることにより、場所打ちコンクリート部分においても、デザインの統一が可能です。

規格諸元

■擬石

名称	種別番号	主要部寸法(mm) 高さ×長さ×厚さ	コンクリート体積(m³)	使用数(個/m²)	鉄筋		スリーブ(NMB)				参考(kg)
名称	種別番号	主要部寸法(mm) 高さ×長さ×厚さ	コンクリート体積(m³)	使用数(個/m²)	主筋 D	数量(kg)	種類	本数(本)	質量(kg/本)	SSモルタル量(kg/枚)	参考(kg)
基本	A	1,000×2,000×160	0.28002	0.5	22	30.50	7-NX	4	1.5	4.12	680
基本縦1/2	B	1,000×1,000×160	0.14067	－	22	15.14	7-NX	2	1.5	2.06	341
基本横1/2	C	500×2,000×160	0.13737	－	22	15.17	7-NX	4	1.5	4.12	337
基本1/4	D	500×1,000×160	0.06858	－	22	9.10	7-NX	2	1.5	2.06	169
根石	An	1,000×2,000×160	0.28009	0.5	22	28.37	7-NX	4	1.5	4.12	678
根石縦1/2	Bn	1,000×1,000×160	0.14070	－	22	14.08	7-NX	2	1.5	2.06	340
根石横1/2	Cn	500×2,000×160	0.13751	－	22	13.04	7-NX	4	1.5	4.12	335
根石1/4	Dn	500×1,000×160	0.06861	－	22	8.04	7-NX	2	1.5	2.06	168