Gr・L型擁壁
Gr・L型擁壁

Gr・L型擁壁は、和光コンクリート工業株式会社の開発商品です

「Gr・L型擁壁」は、たて壁部分に種別C種又はB種の車両用防護柵支柱を設置するための基礎を一体成型し、衝突荷重に対する擁壁の安定性、強度及び車両用防護柵が持つ車両の誘導性能や路外逸脱防止性能を実車衝突試験で確認したプレキャストL型擁壁です。

特長

強度確認実験

強度確認実験
衝突実験前(直接基礎上)

衝突実験前(直接基礎上)

衝突実験前(補強土壁上)

衝突実験前(補強土壁上)

トラック衝突時(直接基礎上)

トラック衝突時(直接基礎上)

トラック衝突時(補強土壁上)

トラック衝突時(補強土壁上)

衝突後の状況(直接基礎上)

衝突後の状況(直接基礎上)

衝突後の状況(補強土壁上)

衝突後の状況(補強土壁上)

規格形状図

規格形状図
呼び名 寸法(mm) 参考重量(kg)
H L B c d e e2 f g δ H1
500 500 2,000 1,300(1,300) 1,205(1,205) 95 117 70 600(600) 74 978(978)
1000 1,000 2,000 1,200(1,250) 1,070(1,120) 130 130 70 600(650) 100 4 330 1,320(1,338)
1500 1,500 2,000 1,350(1,400) 1,205(1,255) 145 145 75 700(750) 100 24 500 1,740(1,758)
2000 2,000 2,000 1,550(1,650) 1,380(1,480) 170 170 80 800(900) 100 44 670 2,330(2,370)
2500 2,500 2,000 1,800(1,900) 1,600(1,700) 200 200 100 900(1,000) 150 64 830 3,180(3,230)
3000 3,000 2,000 2,100(2,250) 1,865(2,015) 235 235 100 1,050(1,200) 200 84 1,000 4,200(4,275)
許容差 ±5 ±3

※( )内の数値は粘性土の場合の製品寸法になります。
※500タイプには水抜き孔はありません。吊り金具にて据付けを行います。
※安全のため吊り金具はしっかりと固定し、吊り荷の下には決して入らないでください。
※連結ボルトはM16を使用します。又、ボルト連結後フランジ内には必ずモルタル充填をお願いします。
※地域によっては表面に模様を施している製品もございます。
※粘性土対応製品を製造していない地域もございます。

標準断面図(直接基礎)

標準断面図

敷設歩掛表

呼び名 基礎工・据付工
A寸法(mm) B寸法(mm) 敷モルタル(m³) 均しコンクリート(m³) 基礎材(m²) 世話役(人) ブロック工(人) 普通作業員(人) バックホウ・ラフテレーンクレーン(日) 諸雑費(%)
500 1,300 1,500 0.30 1.50 15.0 0.22 0.22 0.67 0.22 15
1000 1,200(1,250) 1,400(1,450) 0.28(0.29) 1.40(1.45) 14.0(14.5) 0.22 0.22 0.67 0.22 15
1,500 1,350(1,400) 1,550(1,600) 0.31(0.32) 1.55(1.60) 15.5(16.0) 0.26 0.26 0.79 0.26 17
2000 1,550(1,650) 1,750(1,850) 0.35(0.37) 1.75(1.85) 17.5(18.5) 0.26 0.26 0.79 0.26 17
2500 1,800(1,900) 2,000(2,100) 0.40(0.42) 2.00(2.10) 20.0(21.0) 0.33 0.33 1.00 0.33 18
3000 2,100(2,250) 2,300(2,450) 0.46(0.49) 2.30(2.45) 23.0(24.5) 0.33 0.33 1.00 0.33 18

※( )内の数値は粘性土の場合の製品寸法になります。
※500~1000にはバックホウ(2.9t吊)を使用し、1500~にはラフテレーンクレーン(25t吊)を使用します。
※上記の据付歩掛は擁壁の据付作業であり、防護柵の据付けは含みません。
※均しコンクリート及び基礎材の巾と厚さはあくまで標準的な寸法であり、現場状況により適宜変更してください。

標準断面図(L型擁壁)

L型擁壁の場合

数量表

緩衝材(発泡スチロール)(m) ゴムプレート(m) 敷モルタル(m³) 均しコン(m³) 均しコン型枠(m²) 基礎材(m²)
10.0 10.0 0.25 1.25 1.000 12.50

※10m当たり
※L型擁壁天端幅100mmの場合

L型擁壁の場合(背面設置)

数量表

緩衝材(ゴム発泡体)(m) 敷モルタル(m³) 均しコン(m³) 均しコン型枠(m²) 基礎材(m²)
10.0 0.28 1.40 1.000 14.00

※10m当たり
※L型擁壁天端幅100mmの場合

標準断面図(補強土・ブロック積み)

補強土壁工法の場合
緩衝材幅b(mm)
発泡スチロール幅+ゴムプレート幅
150 200 250 300 350
最小使用基数 4 5 5 6 6

数量表(参考)

緩衝材幅b(mm) 基礎工
A寸法(mm) B寸法(mm) 敷モルタル(m³) 均しコンクリート(m³) 基礎材(m³)
350 950 1,050 0.21 1.05 7.45

※擁壁5基当たり(10m当たり)

ブロック積み等コンクリート擁壁の場合
緩衝材幅b(mm)
発泡スチロール幅+ゴムプレート幅
150 200 250 300 350
最小使用基数 4 5 5 6 6

数量表(参考)

緩衝材幅b(mm) 基礎工
A寸法(mm) B寸法(mm) 敷モルタル(m³) 均しコンクリート(m³) 基礎材(m²)
350 950 1,050 0.21 1.05 10.5

※擁壁5基当たり(10m当たり)

地盤反力度

地盤反力度

単位 kN/m²

呼び名 常時 推力作用時
q1 q2 q1 q2
1000 32(32) 23(21) 64(63)
1500 52(53) 22(18) 104(108)
2000 74(74) 20(16) 116(113)
2500 94(95) 18(13) 158(158)
3000 113(113) 19(14) 157(152)

※( )内の数値は粘性土の場合の地盤反力度になります。
※施工標準図はあくまで標準的な断面です。上記所用地耐力を満足するように基礎を決定してください。
※安定計算は砂質土(γs=19kN/m³、φ=30°)にて行っております。埋戻しは現地産の良質土をご使用いただけます。
※レキ質土であれば安全にご使用いただけます。

施工写真

施工写真1 施工写真2 施工写真3 施工写真4 施工写真5 施工写真6

取扱地域

弊社におけるGr・L型擁壁の営業販売は下記の地域になります。

地区 取扱地域
東北地区 青森県・秋田県・岩手県
関東地区 茨城県・千葉県・東京都・神奈川県
関西・中国地区 京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県・大阪府・兵庫県・岡山県
九州地区 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県

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