2005年 TOPICS

※本ページの内容は、掲載当時の情報です。

● 全国魚道実践会議2005 in岐阜 参加報告

2005年10月6~7日に「全国魚道実践会議2005in岐阜」が開催されました。
1日目は魚道現場視察、2日目は基調講演と15の研究発表がありました。研究発表は、北海道から九州までの魚道の現状と課題を含めての内容でした。1日目の魚道現場視察後には懇親会もあり、情報交換の場として有意義な会議でした。
なお、当社におきましても「水際域の環境に配慮した魚道事例」というタイトルで、河岸の物理環境の連続性に着眼し、報告発表を致しました。以下発表内容の写真の一部です。

全国魚道実践会議2005

● 応用生態工学会のセミナー&現地視察報告

2005年7月17~20日に「渓流・河川横断構造物の切り下げ(スリットを含む)セミナー」が行われました。
1・2日目はオプションセミナー、3・4日目はメインセミナーとして企画されており、両方に参加しました。4日間を通じて、コンクリート製や鋼製のスリット化、堰堤の切り下げ、土砂堆積してしまった魚道等を視察しました。
セミナータイトルにつきましては、3人の講師による講義がありました。その現状と課題については机上論ではなく、現場視察をかねて行われたことから実感が持てました。
講師による講義後は懇親会が設けられ、深夜にまで及ぶディスカッションのできる合宿形式で行われました(一部の方は明け方まで…)。
研究者、行政の方、施工業者等、様々な立場の方が参加されており、日ごろ思っていることや疑問に思っていること等、情報交換の場としても有意義なセミナーでした。

応用生態工学会のセミナー&現地視察報告

● 全国魚道実践会議2005 in岐阜 が開催されます

弊社も会員となっていますNPO魚道研究会主催の「全国魚道実践会議2005in岐阜」が開催されます。

・開催期日:
2005年10月6日 魚道見学会・情報交換会
2005年10月7日 基調講演・研究発表会

● 土木学会 平成17年度 全国大会 が開催されます(於:東京)

土木学会主催の「第60回年次学術講演会」が開催されます。
魚道に関連した発表も行われるようです。

・開催期日:
2005年9月7~9日
・会  場:
早稲田大学

※詳しくは土木学会HPを参照下さい。
http://www.jsce.or.jp/taikai2005/

● 応用生態工学会のセミナー&現地視察に参加

2005年7月17~20日、「渓流・河川横断構造物の切り下げ(スリットを含む)セミナー」(主催:応用生態工学札幌)が行われました。
弊社からも数名が参加しましたので、次更新(9月予定)にて概要を報告したいと思っております。

● NPO魚道研究会HPの会員紹介ページを開設

2005年5月13日、NPO魚道研究会HPにおける会員ホームページで当社紹介ページを開設しました。
http://www.fishway.org/memberhp.htm※現在はご覧いただけません

● 魚がのぼりやすい川づくりの手引」国土交通省より公開

2005年5月10日
国土交通省より“魚道施設に関連した手引き”が公開されました。
これまでの「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル事業」や「多自然型川づくり事業」とは異なり「河川局」からの公開が“大きな違い(流域全体を視野に入れた整備)”と思われます。

※詳細については国土交通省河川局HPを参照願います。
http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/kankyo/kankyou/sakana_tebiki/index.html

● 日本一、長い魚道が完成!

2005年4月26日
北海道の美利河ダムに日本一長い魚道が完成した模様です。
長さ日本一となる延長2.4キロの魚道が完成して、通水式が4月26日に行われました。これまで魚道延長として日本一だったのは、兵庫県・青野ダムの約700メートルでした。

● 平成16年度 全国魚道実践研究会議2004 in岐阜 参加(展示・発表)

2004年10月7~8日、NPO法人魚道研究会主催による「全国魚道実践研究会議2004in岐阜」が開催されました。昨年に引き続き、魚道の基礎的研究から実践的な課題解決まで、リバーフロント整備センター前理事長の講演、論文発表13テーマ、寄稿論文4テーマがありました。
当社も以下のテーマで論文発表しました。

タイトル セッション名
水生生物の生息場に配慮した護岸ブロック工法に関する基礎的研究 発表論文

発表した調査・研究の写真

全国魚道実践研究会議2004

自然共生研究センターでの活用研究に公募。人工出水を起こせる世界最大級の実験河川(延長約800m)3本のうちの直線河道において環境保全型ブロックの基礎調査を行いました。
出水前後や季節毎の魚類生息状況調査と魚類の餌となるベントス調査、更に物理環境調査を行いました。

● 第31回 環境システム研究論文発表会 参加(発表)

2003年10月23~25日、土木学会環境システム委員会主催の「第31回環境システム研究論文発表会」が北九州で開催されました。
本研究発表会は、論文審査部門・アブストラクト部門へ250近い投稿があり、年々環境に対する意識の高まりで、委員会としても論文の質内容等もレベルアップしてきているとのことでした。最終的な論文集への採用は150程度で、論文審査部門・約50テーマ(環境システム研究論文集)、アブストラクト部門約100テーマ(第31回環境システム研究論文発表会講演集)の発表がありました。
当社も下記タイトル・セッション名で投稿、発表しました。

タイトル セッション名
水生生物の生息場に配慮した護岸ブロック工法に関する研究 生態系2

● 平成15年度 全国魚道実践研究会議2003 in岐阜 参加(展示・発表)

2003年10月9~10日、NPO法人魚道研究会主催による「全国魚道実践研究会議2003in岐阜」が開催されました。
岐阜県知事の挨拶に始まったこの会議には、北海道開発局から九州地方整備局までの全9局と農林水産省東北農政局、東海農政局から計99名、北海道から沖縄までの都道府県等から計61名、更にコンサルタント、ゼネコン、土木資材メーカー等を含めると、総勢353名が参加されました。2日間にわたって行われたこの実践会議では、国土交通省河川局河川環境課長の基調講演を含む5人の講演と18人の論文発表が行われました。当社も「階段式魚道における魚類の遊泳行動実験から見た魚道形状・構造に対する一考察」というテーマで論文発表をしました。

全国魚道実践研究会議2003

● 平成15年度 土木学会全国大会

2003年9月24~26日、「平成15年度土木学会全国大会 第58回年次学術講演会」が徳島大学で行われました。
当社投稿論文の発表部門・セッションは表の通りです。

タイトル 部門
セッション名
まさ土を主原料とした保水性舗装材の表面温度の上昇抑制に関する
実験的研究
第Ⅴ部門
舗装一般
護岸素材と河川植生による温度の低減効果に関する調査 第Ⅴ部門
環境保全
底生動物の生息に対する護岸構造と出水の影響 第Ⅱ部門
水圏の生態系
水際域復元ブロック工法の魚類生息状況に関する調査 第Ⅱ部門
水圏の生態系
中小河川における水際域の物理特性に関する研究 第Ⅶ部門
水環境
平成15年度 土木学会全国大会