先輩社員に聞いてみたらいいじゃない
		
	
	共和コンクリート工業では、新入社員は工場を拠点として1年間研修を行います。
工場では具体的にどんな仕事をするの?自分に工場勤務が務まるのかな?
自分の希望職種に工場研修は必要なの?等々、不安や疑問があるのではないでしょうか。
実際に1年間の工場研修を経験した先輩社員に色々聞いてみました。
	
	
		
			N.K の場合
			
			■ 1年目:大分工場配属
			■ 2年目~:管理部 経理課配属
			入社前希望職種:コーポレート部門
		 
		
	 
	
	
	私の工場での1日
	
	
	
	
	
	
	
	
	
		
		
			製造もしくは事務業務
			製造は ①型枠解体、②製品脱型、③型枠清掃、④離型剤塗布、⑤型枠組立、⑥生コン打設、⑦コテ仕上げ、⑧蒸気養生の流れで行われます。
工場での事務業務は、経費や売上の処理、製品の原価計算、出荷納品の手続きなどがあります。
			
				
					事務業務
					
				 
				
					製造
					
				 
			 
			
				
  				【スペーサー付け】私が配属されてから初めて製造業務に関わった仕事です。
製品によってスペーサーの取り付け位置が違っていて、覚えるのが大変でした。慣れてからは、ただ作業するだけではつまらないので、以下の事を意識していました。
・昨日より早く終わらせられるように取り組む
・無駄な動きをしない効率の良い取り付ける順番を見つける
				
※ブロックの強度を高めるため、「⑤型枠組立」の時に鉄筋を型枠に配置します。配置の際には、鉄筋と型枠の間のスペースを作るための部材「スペーサー」を鉄筋に取り付けます。
 
			 
		 
	 
	
	
	
	
		
		
			試験作業
			工場では製品や材料の状態を毎日検査し、高品質の製品づくりに繋げています。
			
				
					空気量試験
					
				 
				
					スランプ・フロー試験
					
				 
			 
			
				
  				【品質管理試験】初めは品質管理の試験と聞いて、そんな責任重大な仕事を新入社員の私が出来るのかなと心配していましたが、工場研修終了時には1人でスムーズに出来るようになりました。工場内での「私の担当業務」と言えます!
				
※空気量試験:コンクリートに含まれる空気量を調べる試験
※スランプ・フロー試験:生コンクリートの硬さと流動性、分離状態を確認する試験
 
			 
		 
	 
	
	
		
		
			試験データ管理
			試験結果を入力整理します。データを積み重ね、比較することで品質管理を向上しています。
		 
	 
	
	
		
		
			グループ会社見学
			工場によって製造している製品が異なり、また、異業種のグループ会社もあります。設備や運営も異なるため視野が広がります。
			
			
				
  				大分工場では製造していない大きな製品や生産設備があってスケールの大きさにワクワクしました。また、他にも品質管理のセミナーや営業や技術の方との会議、現場見学など、いろいろな活動や会議にも参加させていただき、刺激をうけました。
			 
		 
	 
	
	
		
		
			フィードバック
			
				
  				私は配属時に工場長と相談して、毎日のフィードバックを希望しました。成果がすぐに分かってモチベーションに繋がり、また、課題や改善点なども的確に教えていただける機会になりました。
			 
		 
	 
	
	
	
	
	
		
		工場研修で一番印象に残った仕事
		
			スペーサー取付位置のマニュアル作成業務
			
			作業効率と安全性の向上、経費削減のため、製品ごとのスペーサーの取付位置や個数をマニュアル化する業務。
			
				
				
					
						
						配属時はマニュアル等がなく、各々の経験で取付を行っており、取付位置にバラつきがあったので統一するために作成に取り組みました。また、初めての人が作業を行いやすくする目的もありました。
まず初めに取付位置を確認し、位置と個数の改善を上司と一緒に行いました。マニュアル作成にあたって、視覚的に取付位置を理解できるように写真や動画を撮影し、また、注意するポイントなども分かりやすく記載するようにしました。現場の人や上司に相談しながら作成したことでコミュニケーションをとる一環にもなりました。
初めて任されて取り組んだ仕事であり、完成後にはみんなから褒められ、私も工場の為に役に立てたかもしれないと感じ嬉しかった仕事です。
					 
				 			
			 
		 				
	 
	
	
	一問一答
	
	
	Q.1 入社の決め手はなんですか?
	
	
		河川や道路など、日々の生活に欠かせないインフラ整備から災害対応などで社会貢献できると思ったからです。また、入社前の希望勤務地は福岡だったので、当社が勤務エリアを選べるという点も興味を持った理由の一つです。
ただ、入社してからキャリアの大切さを感じ、若いうちはキャリアを積むことに重きを置いて職種とエリアを選択し、現在の北海道札幌市勤務に至ります。
		
	 
	
	Q.2 入社前不安だったことはありますか?
	
	
		力仕事が出来ない自分が工場に行ってやっていけるのか、コンクリートの知識が全くないが大丈夫かと心配でした。また、私自身は男女比を気にしていませんでしたが、周りから業界が男性社会であるから大丈夫かと言われることがあまりに多く、不安に思うことはありました。s
		
	 
	
	Q.3 入社前と入社後で会社の印象に変化はありましたか?
	
	
		土木や建築業界の人は厳しいイメージがありましたが、実際は優しく親切な方ばかりでした。「怒鳴られたりするかも」とかちょっと思っていたけれど全くなかったです。一方で、親切すぎてもっと厳しく指導してほしいと感じることもありました。
また、入社前は製造業務ばかりのイメージが強かったですが、品質管理業務も多く、実際は試験業務や検査、生産効率工場のためのTPS活動などに携わる機会が多かったです。ブロックを作る上で、品質管理や職場環境の整備の重要性も実感しました。
		
	 
	
	Q.4 工場研修を経て、2年目以降に配属された部署で役立っていることはありますか?
	
	
		入社後すぐに本配属(例えば入社してすぐ経理に配属)されていたら分からなかった業務や知識を学べましたし、工場で働くことの大変さや楽しさも実感することができた1年でした。また、経理希望と伝えたことで、経理業務もやらせていただきました。当時はシステムの使い方から苦戦して、???となってばかりで、 色々と調べたり聞きながら取り組みました。おかげで経理配属後もスムーズにシステムを使うことが出来ました。工場での経理処理のイメージがつきやすく、あの作業はこういうことかと答え合わせが少しずつ出来ていると思います。九州の工場や営業所の方たちとのつながりもできたのも良かった点のひとつです。
やってみたい業務や興味のある業務を自由にやらせてもらえる期間でした。今となっては、もっと工場でしかできない業務に挑戦すればよかったと思います 笑
		
	 
	
	Q.7 今後やってみたいこと(キャリア、目標)はありますか?
	
	
		日々の事務処理だけでなく、決算書等の数字から経営をサポートできるようになりたいと考えています。また、経理とは別にデザインなどの広報業務にも挑戦してみたいです。
今後、工場や営業所などの現場とやり取りする場合、相手の事情を考えて仕事が進められるような人間になりたいと思います。