積み工法
マルチボックス

マルチボックス
特許登録 意匠登録

 「マルチボックス」は、コンクリートと金網、間伐材等のそれぞれの素材特性を活かした複合型の製品であり、動植物の生息・生育空間が確保されます。施工が簡単で、安定性が良く、経済性に優れている多段積み工法です。


特 長 規格諸元 形状寸法 構造・機能 施工写真


特長
経済性 階段状に組積みするだけで、施工がしやすく経済的な工法です。
自然環境 前面が金網と内部の中詰材により出来た空隙は小動物の生息・生育空間となります。
また、覆土することにより、植生の回復が期待できます。
安全性 控部がコンクリートの剛構造のため、背面土圧に対して十分に安定します。
規格寸法
呼び名 主要部寸法(mm)

高さ×幅×奥行き
体積

(m3)
参考質量 中詰土量

(m3)
参考壁体重量

(kg/m2)
使用数

(個/m2)
ブロック
(m3)
金網
(m3)
製品
(m3)
A形(基本) 500×2000×1000 0.1619 372 12.1 384 0.754 1,590 1
B形(最下段) 500×2000×1000 0.1404 322 27.2 349 - -  
C形(最上段) 500×2000×1000 0.1619 372 22.3 394 - -  


形状寸法  
   
 
     

構造・機能  
ブロックタイプ

その他

工  法

法覆工

構成材料 製品、栗石、金網、連結金具、吸出し防止材
環境機能 法面植生 覆土を施すことにより法面植生の回復が可能です
水際植生 覆土による植生や、法尻に寄石等を行なうことにより土砂堆積を促し水際植生の回復を期待できます
水生生物 中込材の空隙は水生生物の生育・生息空間となります
横断方向の連続性 空積み工法で透水性もあり、植生の回復によって横断方向の連続性を確保できます
景 観 植生の回復によって、従前の景観を回復できます
適用条件 法勾配  1: 0.5
護岸高さ  5.0 (m)以下
環境保全型積み護岸工法技術指針(案)により照査
適応流速  8.0 (m/sec)以下
構  造 構 造 空積み
積み方 水平積み
基 礎 有り
中込材 栗石
裏込材 有り
施工可能最小半径 現場条件により変化しますので最寄の事業所までご連絡ください
安定性の照査 計算書提出可能
設計のための参考図書 建設省河川砂防技術基準(案)同解説
護岸の力学設計法
美しい山河を守る災害復旧基本方針
環境保全型積み護岸工法技術指針(案)
空積みブロック擁壁設計マニュアル(案)
当社技術資料             
産業財産権登録
共同開発など
 特許登録(第3395058号)、意匠登録(第1072286号)


施工写真


お問い合わせ

製品に関するお問い合わせは、最寄の事業所までご連絡ください。


もどる

 ホーム