2006年 TOPICS

※本ページの内容は、掲載当時の情報です。

● ARICへの魚道製品登録

社団法人 農業農村整備情報総合センター(ARIC)の新技術候補技術に魚道ブロック工法・消波根固ブロック工法を登録しました。

尚、今回の登録を含め全登録製品は下記の10種となりました。

※ARICホームページ
http://www.aric.or.jp/

● 全国魚道実践会議2006 in岐阜 参加報告

2006年10月6日、NPO魚道研究会主催の「全国魚道実践会議2006in岐阜」が開催され、参加してきました(於:岐阜市 ホテルグランベール岐山)。
基調講演では、異なった観点(安藤広重の描写手法、魚類という日本の食糧資源に絡めた話題)から魚道のお話をお伺いすることができました。論文発表は、河川整備、砂防整備、捕縄整備等の事業等で実施された14題の事例発表がありました。情報交換会では、NPO、発注者、設計コンサル等の方々と、日ごろ抱えている現場での問題点について深く掘り下げて意見交換することができました。

● 土木学会 平成18年度 全国大会 参加報告

2006年9月20~22日、土木学会主催の「第61回年次学術講演会」が開催され、参加してきました(於:立命館大学草津キャンパス・滋賀県草津市)。
第1部門から第7部門に分かれ、共通セッション、特別セッションに分かれて、道路、港湾、河川等様々なテーマごとに発表が行われました。発表会場では延べ480人もの座長が司会進行をされていました。魚道を含めて魚類の移動に着目した研究内容も数多く発表されました。また、コンクリートカヌー競技等も合わせて実施されていました。公聴したいと思った投稿論文が数多くありました。しかし、余りにも膨大な発表数でしたので、全ての発表を公聴することが出来ませんでした。

● ご案内:全国魚道実践会議2006 in岐阜 開催

弊社も会員となっていますNPO魚道研究会主催の「全国魚道実践会議2006in岐阜」が開催されます。
基調講演者として、(財)リバーフロント整備センター理事長 竹村公太郎様をお迎えする予定だそうです。

・開催期日:
2006年10月6日 基調講演・研究発表会・情報交換会

※その他、詳しくはNPO魚道研究会HPを参照下さい。
http://www.fishway.org/

● ご案内:土木学会 平成18年度 全国大会 開催

土木学会主催の「第61回年次学術講演会」が開催されます。
魚道に関連した発表も行われるようです。

・開催期日:
2006年9月20~22日
・会  場:
立命館大学(滋賀県草津市)

※詳しくは土木学会HPを参照下さい。
http://www.jsce.or.jp/taikai2006/

● 平成18年度 農業土木学会講演会 参加報告

2006年8月8~11日、農業土木学会主催による「平成18年度農業土木学会大会講演会」が開催され、参加してきました。
第1会場から第9会場に分かれ、企画セッション、環境保全、生態環境・環境保全、農村計画、灌漑・排水、材料施工・水理、水門・気象・農地造成、土質力学・情報処理、応用力学・土壌物理のテーマごとに発表が行われました。合計で500題を超える発表があり、魚道を含めて魚類の移動に着目した研究内容も数多く発表されました。残念ながら、それらの関連する発表を全て公聴することが出来ませんでした。

・主  催:
(社)農業土木学会
・開催期日:
2006年8月8~11日
・会  場:
宇都宮大学農学部

● ご案内:平成18年度 農業土木学会大会講演会 開催

農業土木学会主催の「平成18年度農業土木学会大会講演会」が開催されます。
魚類の移動に着目した研究発表も行われるようです。

・開催期日:
2006年8月8~10日
・会  場:
宇都宮大学(栃木県宇都宮市)

※詳しくはHPを参照下さい。
http://www.jsidre.or.jp/

● 2006年度 河川技術に関するシンポジウム 参加報告

2006年6月7~8日、上記シンポジウムに参加してきました。
オーガナイズド・セッション(1)、(2)に分かれて6題の発表、ポスターセッション(1)、(2)に分かれて79題の発表、計85題の発表がありました。この中には魚道に関する発表も3題ありました。論文集には154編の応募があり、審査によって85編が掲載され、会場で発表されていました。

・主  催:
(社)土木学会水工学委員会
・開催期日:
2006年6月7~8日
・会  場:
東京大学農学部弥生講堂

● 平成18年度 砂防学会研究発表会 参加報告

2006年5月24~26日、上記研究発表会に参加してきました。
テーマ別セッション・一般口頭発表・ポスターセッション・現地見学会が実施されました。
テーマ別セッションは大きく4つのテーマに分かれて発表がありました。企画テーマでは「人口減少、超高齢化を迎える中山間地の土砂災害のあり方」、一般テーマ1~3では、地震・豪雨の災害、構造物・工法に関して計28題の発表がありました。一般口頭発表は、環境砂防や緑化等含めた12セッションに分かれて発表がありました。また、ポスターセッションでは、環境砂防や緑化等含めた10セッションに分かれて発表がありました。魚道・魚類生息環境の発表もありました。

・主  催:
(社)砂防学会
・開催期日:
2006年5月24~26日
・会  場:
和歌山県民文化会館

● 第50回 水工学講演会 参加報告

2006年3月7~9日、上記講演会に参加してきました。
本年度は、オープンフォーラムでは水害に関する4つの話題提供、河川災害に関するシンポジウムでは3つの話題提供、アルゲールシンポジウムでは水循環・流砂系・河川生態・水環境から4人のパネラーによる話題提供によってディスカッション形式で進められ、ボリュームのある内容でした。また、本講演の水工学論文集では346編の投稿論文数のうち3名編成の全文査読によって254編が採択され、その発表がありました(論文集の 序 より)。その発表の一部も公聴してきました。

・主  催:
土木学会(担当:水工学委員会)
・開催期日:
2006年3月7~9日
・会  場:
京都大学吉田キャンパス

なお、当社からも連名で「河床に設置された連結礫工の安定性と破壊過程について」と題して論文投稿しています。

● 「緩傾斜堤の設計の手引き(改訂版)」発行

「緩傾斜堤の設計の手引き」が2006年1月30日に社団法人全国海岸協会より発行されました(A4版)。本手引きは1989年9月28日発行(B5版)の改訂版として発行されたものです(手引きの まえがき より)。
第一章の総則には、緩傾斜堤の定義「1/3(3割勾配)よりも緩い表のり面を持ったものを緩傾斜堤という。」が記載されています。また、「第6章 環境上の留意事項」には生物・生態系の把握と影響予測、「最終章 緩傾斜堤の設置事例および改良事例」には植生に覆われた緩傾斜堤の事例等が記載されています。

● 第7回 太平洋セメントグループ技術発表会(於:千葉県・太平洋セメント株式会社 中央研究所) 参加報告

2006年2月23日、上記技術発表会に参加してきました。
本年度は特別講演1題、技術発表19題の発表がありました。当社からは「護岸コンクリートブロックの植生復元」と題して発表しました。

太平洋セメントグループ技術発表会

● 岐阜県自然共生工法研究会 平成17年度 研究発表会(於:岐阜県・長良川国際会議場) 主催:岐阜県自然共生工法研究会・岐阜県河川課・川づくり協議会 参加報告

2006年2月17日、上記研究報告会に参加してきました。
この発表会は、岐阜県が進めている「自然の水辺復活プロジェクト」の一環として、実際の河川をフィールドとして地元建設業者・製品メーカー等の調査・研究成果を報告するものです。今回は21団体会員のうち、13団体の発表がありました。当社からは「間伐材を使用した環境保全型ブログのモニタリング調査」と題して発表しました。

※詳しくは岐阜県自然共生工法研究会HPを覗いてみて下さい。
http://www2.crcr.or.jp/shizenkyousei/

岐阜県自然共生工法研究会

● 平成17年度 第19回(独)北海道開発土木研究所講演会(於:札幌)
第3回 河川環境と魚類に関するセミナー(於:札幌)
アメリカのダム撤去最新情報(於:札幌)参加報告

2006年の暮れの押し迫る12月、下記講演会・セミナーに参加してきました。

テーマとしましては

等など、魚類の生息環境といった具体的な研究レベルのお話から、流域あるいは地球規模まで視点をひろげたお話まで、異なる立場の方のお話を伺うことが出来ました。魚道という代償的手法について改めて考えさせられる講演会、セミナーの内容でした。当社も今後、代償的手法である魚道について、プロセスも含めた多角的な視点での設計・提案が可能となるよう心がけていきたいと思っています。

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