M.T
仙台支店 支店長
1993年 新卒入社
Y.Z
東北営業部
2018年 新卒入社
――――普段の仕事を教えてください
僕は支店長なので、営業、技術、製造など、エリア内のすべての仕事の総責任者というところだね。だから支店の営業や技術の人間と話すことはもちろんだけど、最低でも週1,2回は工場に顔を出して、仕事全体の状況を把握すること。そのうえで営業課長と工場長と支店長である僕が一体となって、新しい仕事を仕掛けていくことかな。
私は道路部門や河川部門の施工図の設計をしています。まだまだ勉強中なので、いつも技術系の先輩たちに教えてもらいながら頑張っています(笑)
――――仕事を進めていく中で特に意識している部分は?
社員同士、仕事で関わらせる仕掛けを作る。
社員同士、仕事を関わらせる仕掛けを作ること。僕らは仕事をベースに集まっている仲間たちなので、まずは一緒に仕事で繋がることで信頼関係が生まれるよね。あとは当然のことだけど全責任を僕がもつこと。そして個人個人を気に掛けること。甘やかすことではなくてね。
同じ仕事はない。毎回違うミッションに取り組んでいる。
大事にしていることは、「聞くこと」と「調べること」です。働いてみて思うことは、“設計”といっても同じ仕事がないと感じています。同じ川の仕事でも、毎回違うミッションに取り組んでいる感じです。初めの頃は、一人で色々と調べてから取り組んでいましだけど、正解が分からず時間もかかっていました。なので今は聞いてから調べるようにしてます。皆さん忙しい時でさえ、簡単なことでも教えてくれるので、優しくてありがたいです。
――――Yさんは仙台に来て2年目ですが、普段の関わりは?
コロナ禍ということもあって、正直なかなか思うように関われていない(苦笑)。テレワークとかを許可する一方で、どうやってコミュニケーションをとっていこうか悩ましい。
そうですね(笑)支店長だけでなく、日本に来たばかりの時より人と全然話せてないです。もっとコミュニケーションをとりたい。
――――では質問を変えます(笑)。2人とも「コミュニケーション」がキーワードにあがりましたが、そう思う理由は?
日本での就職が決まって、“変わろう!”と思った。
私は母国にいるとき、人見知りでシャイでした。話しかけたりしないほうです(苦笑)。でも日本での就職が決まったときに、友達もいないし、仕事のことも全然わかっていないから不安でいっぱいでした。なので“変わろう!”と思って。積極的に話しかけたら、みんなも優しいし、仕事も覚えられるし、仲間もできてうれしかったです。だからたくさん出社して、色々な人といっぱい話したいです。
元々明るい性格と思っていたから意外だった。直接的なかかわりはないけど、普段から積極的に頑張っているのは誰もが知っているよ。尊敬する。
ありがとうございます!認めてもらえるのは嬉しいです。
“自分”ができることを求めるより、部下に任せながら結果がでるように導く。
僕は営業課長になったときに、部下をもって実感したんだよね。“自分”ができることを求めるよりも、コミュニケーションをとって、部下のことを知り、任せながら結果がでるように導く。押さえつけないで、肩の力を抜けるように。その結果、チーム全体で仕事を達成して次につながる。もちろん一人ひとり違うから、それぞれとコミュニケーションをとることが大事。とらせることが大事。だからこそ、Yをもっと人と会わせてあげたい。
ありがとうございます。みんなのことをすごく気にかけてること知りませんでした。仕事に来るのが楽しみです。
――――今後の目標は?
色々と教えてくれている仙台や東京の先輩たちみたいに、いろいろな仕事をもっと覚えたいです。そして仕事をした分、結果が出た分、正当に評価されたい、認められたいです。あとは皆さんのことが知りたいです。どんな仕事があって、何をしているかとか、分からない部分が多いので。いろんなところにも行ってみたいです。寒いところは苦手ですけど(笑)。
やる気のある奴からすると何でも挑戦できる環境だと思う。
管理者という立場もあるけど、そもそも僕は自分のためだと全然頑張れない。他人のためだと頑張れる。だから自分のためというよりも、若い人が働きやすい環境を作っていきたい。うちの会社は業界ナンバーワンだし、やる気のある奴にとっては何でも挑戦できる環境だと思うんだよね。あとは、いろんな仕事に関わる機会を増やしてあげることで、その子自身、さらにはチーム、会社の可能性が広がると思う。一方で、自分のことばかり考えるような人間に成長してしまうと、僕たちの仕事は務まらない。だから同時に、考え方も含め育成していくことも今後の役割だと思っている。
――――お二人の大事にしている部分、とても共感できました。本日はありがとうございました。