連結金具が内蔵されておりより安全に構造物が作れます。型枠内部作業の為高所でも安全に作業できます。残存型枠の為工事で発生する産業廃棄物が少なくなります。工法の単純化による省力化コストの削減ができます。
組積みした被覆層は粗度としての脚部突起と有効な連通空隙部で構成され遡上波を減少させ進入波は連通空隙部へ吸収されて散乱し、相殺されることで、消波効果を発揮します。ブロックは3点の脚部で支持され変形地盤においてもなじみが良く安定した姿勢を維持するとともに、脚部が広いことから波力による転倒や滑動に十分に抵抗し高い安定性を発揮します。
漁港の岸壁・物揚場等で機能保全や性能向上のために水中コンクリートによる「腹付工」が実施されています。「プレキャストコンクリート製残置型枠工法」は、この腹付工の標準工法として開発されました。従来の鋼製型枠を本製品に置き換えて施工することで、施工効率と作業安全度の向上が期待できます。
河川の親水護岸用としてだけでなく、公園、遊泳場、釣り場、舟の発着場、観覧席等のレクリエーション施設など全国各地で採用され高い評価を得ています。各法勾配毎に専用のブロックを使用しコンクリート面だけでなく擬石、石張り、木材張り等、様々なバリエーションをご用意しています。
相互のかみ合わせが良く、配列したブロックは一体構造になります。平面空隙が小さく、局所洗掘を防止します。すわりがよく、屈撓性に富み地盤の変動によく追随します。適度な粗度を有し減勢効果もあります。交互に配列する突起・目地が波の遡上を抑制します。
自然石風の意匠を持ち自然な景観を創出する階段ブロックです。形状の異なるブロックを組み合わせることができ従来の階段工とは違った変化のある階段工となります。人が容易にかつ安全に昇降できるよう十分配慮して蹴上がりと踏面を設計しています。
専用の大型水平積みブロックを積上げるだけで直立堤本体工が築造できますので、足場工、支保工、型枠工、鉄筋工を必要とせず大幅な工期短縮が図れます。工種削減による作業量の大幅削減と作業のほとんどが陸側から行えることから作業者の負担軽減と安全性向上が図れます。
軽量、薄型な為、既存の構造物を壊さず表面を天然多孔質素材に代える事が出来、経年変化と共に周囲の自然に調和します。両生類、爬虫類、昆虫類などの移動を阻害するコンクリート構造物を移動可能な多孔質環境に回復します。多孔質構造により微生物や苔類、ツタ類の植物が付着しやすく設置環境によって緑化などの効果が期待できます。
構造物と同じコンクリート製であり違和感がありません。工場にて規格寸法で製作され尚且つ取付孔(10)が50ピッチで用意されている為、現場での取付孔加工の作業がないのですぐ組立作業ができます。取り外さないため解体、片付けがいりません。
型枠の中に支保工になる形鋼・メッシュが内蔵され内側より安全に作業ができます。形鋼は型枠裏面にぐるりとまわっておりどのようにカットされても組み立てセパを取り付けることができます。工場で製造されるため表面がきれいに仕上がり自由な意匠、カラーバリエーションが選択できます。
プロテロックピアスと同じ即時脱型で製造された薄肉コンクリート製型枠です。内蔵された鋼製補強部材には防錆処理としてエポキシ塗装であるWカチオン電着塗装を施し耐久性を高めています。