十分な客土容積を確保するポット状となっているため、十分な植生が期待できます。また、中込め材の空隙には昆虫などの生息場を提供します。ブロック表面に間伐材を使用するため、周囲の景観によく馴染みます。
製品と製品本体に中詰された栗石や砕石で形成される空隙は、植物や昆虫などの生育・生息の場を提供します。製品表面は適度な陰影と石積み護岸イメージを与え、周辺の景観に溶け込みます。ブロック相互のかみ合わせによって高い一体性を保ち、より強固な擁壁が構築できます。
中詰土量が多いので、植生の繁茂、樹木の生育が期待できます。前面の突起により多様な流速場を創出し土砂の堆積や水際部の微地形の形成が期待できます。前面板は曲面形状となっているので柔らかい印象で周囲の景観と調和します。
ブロックが大型の練積構造であるため、土圧の大きい箇所の緑化が可能です。ブロックが自立安定するため、施工性、安全性が向上します。客土量が多く、開口部も大きいため低木の植栽も可能です。
ブロック相互の合端や上下のかみ合わせ部に隙間を有している多孔質な空積み構造であるため法面植物の繁茂が可能です。前面板の複数の孔部や中詰材の空隙は小動物、昆虫などの生息場所になります。また、ブロックの裏表を使い分けることにより植生用、魚巣用として使用できます。
十分な治水安全性に加え生態機能にも配慮した製品です。ブロックはポット状となっているため十分な容積の現場発生材を使用することができ植生の繁茂が期待できます。組積されたブロックの上下面は一体により滑り出しを防止し土圧などの外力に対して十分な安定性があります。大型で水平積みのため施工の省力化が可能となり工期を大幅に短縮できます。
ホタル生態の研究成果から「ホタルの生息できる河川づくり」を目指して開発された製品です。ホタルの幼虫が這い上がり易いようにブロックの前壁はオーバーハング部をなくし溝をつけておりポットの客土量が多く豊富な植生が繁茂することでホタルの各生育段階における良好な生息環境を提供します。
「道路土工-擁壁工指針」の直高と法勾配関係表に対応した控え長を有します。空積、練積のどちらにも対応します。支配面積を大きくし水平に設置すると5分勾配となるため施工性・安全性が向上します。植生タイプの使用により法面の緑化が可能です。
軽量、薄型な為、既存の構造物を壊さず表面を天然多孔質素材に代える事が出来、経年変化と共に周囲の自然に調和します。両生類、爬虫類、昆虫類などの移動を阻害するコンクリート構造物を移動可能な多孔質環境に回復します。多孔質構造により微生物や苔類、ツタ類の植物が付着しやすく設置環境によって緑化などの効果が期待できます。