ブロック積擁壁工(空)
■IC土留
IC土留は、中込材に砕石等を用いる経済的な工法です。ブロックが自立安定するため、施工性、安全性が向上します。景観に合わせ、幾何学模様または擬石模様を選択できます。
■あづみ
ブロックの空隙は、植物の生育や昆虫などの生息が期待できます。空積み工法透水性があり、水循環に配慮した構造です。底板が皿状となっているので、雨水などが溜まりやすく保水性に優れています。
■エコグリーン(空積)
製品と製品本体に中詰された栗石や砕石で形成される空隙は、植物や昆虫などの生息・生育の場を提供します。施工の省力化と工期の大幅な短縮が可能となります。
■エコテラス
自然環境に配慮するとともに、従来の護岸工法と同程度の工事費となる経済的な環境配慮型空積み工法です。
■エレファ
中詰土量が多いので、植生の繁茂、樹木の生育が期待できます。前面の突起により多様な流速場を創出し土砂の堆積や水際部の微地形の形成が期待できます。前面板は曲面形状となっているので柔らかい印象で周囲の景観と調和します。
■グリーンウォール
土留めと法面の緑化を目的とした緑化ブロックです。宅地造成等規制法による規制区域内で使用できる認定工法です。
■グリーンウォールヴェルデ
ブロックが大型の練積構造であるため、土圧の大きい箇所の緑化が可能です。ブロックが自立安定するため、施工性、安全性が向上します。客土量が多く、開口部も大きいため低木の植栽も可能です。
■ツインフォース
ブロック相互の合端や上下のかみ合わせ部に隙間を有している多孔質な空積み構造であるため法面植物の繁茂が可能です。前面板の複数の孔部や中詰材の空隙は小動物、昆虫などの生息場所になります。また、ブロックの裏表を使い分けることにより植生用、魚巣用として使用できます。
■パラレルフォーム
「道路土工－擁壁工指針」の直高と法勾配関係表に対応した控え長を有します。空積、練積のどちらにも対応します。支配面積を大きくし水平に設置すると５分勾配となるため施工性・安全性が向上します。植生タイプの使用により法面の緑化が可能です。
■ビオフィルム
軽量、薄型な為、既存の構造物を壊さず表面を天然多孔質素材に代える事が出来、経年変化と共に周囲の自然に調和します。両生類、爬虫類、昆虫類などの移動を阻害するコンクリート構造物を移動可能な多孔質環境に回復します。多孔質構造により微生物や苔類、ツタ類の植物が付着しやすく設置環境によって緑化などの効果が期待できます。
■ポーレスト
耐掃流力（Ⅰ型）、加速度の低減（Ⅰ型）、吸出し防止（Ⅰ型）、吸出し防止（Ⅰ型）、耐衝撃力・耐摩耗性、植生基盤、景観、魚類の生息空間、施工の容易性、維持管理の容易性、現地発生土の利用
■遊亀
従来の空石積みと同様に自然な景観と深目地による多孔質な空間を創出し動植物にとって良好な生息・生育環境を提供します。大型で施工の省力化が図れるとともに一体構造であるため安全性に優れています。
